蓄エネアイテムっていったい何だろう？と疑問をお持ちかと思います。

そこで、当サイトが取り上げた２つの蓄エネアイテムを比較致します。

• メリット

  消費者が燃料備蓄を意識していなくても、常時家庭に燃料がストックされた状態になっており、ストック分は１００％使用可能です。

  長期に使用でき、ボンベ内のガスを使い切っても交換すれば、引き続き使用することができます。

  従来の設備のままでよく、持ち運びも可。

• デメリット

  他の形態同様、建物の損壊等で、配管や機器等が損傷した場合は使用できませんが、それ以外は特にデメリットは見当たらりません。

• メリット

  停電時に家庭用電化製品を使えます。

  太陽光電池との併用でエネルギー効率がアップします。

• デメリット

  放電ロス、電池の寿命や劣化、容量の限界などによる、エネルギーロスがあります。

  緊急用としての優位性はありますが、充電出来ない状況においては継続的な使用はできません。

  現在のところは、緊急避難的な用途に適しています。

電気、蓄ガスといった蓄エネアイテムと合わせて使う省エネ型給湯システムをご紹介します。

• メリット

  電気代が安い深夜にお湯を沸かすことで電気代を節約することができます。

• デメリット

  本体価格が高い、追い炊きに弱点、大量に使うと湯切れがあるなどの問題点があります。

エコキュートで使われるヒートポンプの仕組み

エコキュートのヒートポンプでお湯を沸かすメリットデメリット

• メリット

  熱交換率がよく、省エネが実現できます。

• デメリット

  • 追い炊きができない。

  • 一定量を超えると湯切れが起こる

  • ガス給湯器のような瞬発力が無い

  • 空気の熱で温めるため、気温の低い冬は効率が悪い。

  また、深夜電力の価格が以前ほどお得ではなくなってきているのもマイナス要因です。

仕組み

電気のエコキュートに対して、ガスの省エネ型給湯器として登場したのがエコジョーズです。

これまで無駄に使われていた排気の熱も二次利用してお湯を沸かしますので、エネルギー効率が高い省エネ型ガス給湯器です。

• メリット

  電気と違って瞬発力が高く、夏冬満遍なく無制限にお湯を作ることができ、追い炊きもできます。
  その上でガス代を節約することができます。

• デメリット

  通常のガス給湯器に比べると本体価格や設置費用がやや割高になります。
  単純な光熱費の比較ではややエコキュートに分があります。

仕組み

使用湯量が少ないときにはヒートポンプ、大量にお湯が必要な時は、省エネタイプのガス給湯器エコジョーズでお湯を沸かします。

電気とガスのいいとこどりとなり、燃料効率の高いエコな給湯器です。

• メリット

  ガスと電気のうち効率のよい方でお湯が沸かせるため、光熱費の節約とエコジョーズの瞬発力や利便性を両立させたハイブリッドな給湯器です。

• デメリット

  設置費用が高いため、お湯の使用量が少ない、温水暖房を設置していない家庭にはやや非効率です。

ハイブリッド給湯器の一日リンナイの例

朝ヒートポンプで沸き上げ

朝、お湯を使い始める前にエコワンは給油の準備を始めます。
朝に必要な分だけ無駄なく沸き上げます

夜ためたお湯＋ガス給湯器でパワフル給湯

お湯を多く使う時間帯は、タンクにためたお湯とガス給湯器のサポートで効率良く出湯！
もちろんお湯切れの心配もありません。

就寝時残りのお湯で給湯

１日の使い終わりにはタンクのお湯を使いきり、無駄にお湯を作りすぎません。

仕組み

ガスから取り出した水素を空気中の酸素と反応させることで発電を行うシステムです

• メリット

  発電時に発生する熱を家庭の給湯用などに利用することができるため、エネルギー効率が良い。

• デメリット

  本体価格が高い。

  停電時に故障する場合があるなど、まだ発展途上の製品と言えるでしょう。