知ってそうで知らなかった疑問も
プロが解説
暮らしの相談室では、蓄ガスに関連する知っていそうで知らなかったことや、日ごろの皆様の疑問などにプロがお答えするコーナーです。
ご質問のある方は組合事務局までどしどしご質問をお寄せください。
毎日使っている蓄ガス(LPガス)。
知っているようで意外と知らないこともあります。
蓄ガスについて皆様がいだく疑問にお答えします。
A: 液体にしてボンベに詰めて運べる石油から採れたガスと言う意味です。
普段空気中では気体ですが、圧力がかかると普段私たちが暮らしている温度でも液体になるのです。
この特性を生かして、液体の状態でどこへでも持ち運んで使うことができます。
A:高圧により液体となったLPガスが入っています。
ガスが燃焼するためには気体になったLPガスと酸素が一定の割合(燃焼にはガスの24倍の空気が必要)で混合する必要があります。
ボンベの中のガスは大部分が液体で気体の部分もガスが高圧の状態で詰まっており、酸素がないので理論的にはボンベの中では燃焼しません。
A: LPガスは空気よりも重いので空気中では下に沈みます。
A:蓄ガス自体には全く毒性はありません、また燃焼した時のCO2の割合も少なく、環境と体にやさしいクリーンなエネルギーです。
但し、酸欠による不完全燃焼を起こすと有毒な一酸化炭素が発生する可能性もあります。
A:1m3 あたりの熱量はLPガスが24000kcal、都市ガスが10750kcalとなりますので、プロパンの方が約2.23倍の熱量があることになります。
飲食店の中には、カロリーの高い蓄ガス(LPガス)でなければ店の味が出せないと言って蓄ガスを使っているお店もあります。
A: 備蓄型のエネルギーであるLPガスは、災害時などにライフラインが途切れても使うことが可能です。
蓄ガスいざという時の炊き出しなど地域の避難所としての機能を維持することが可能なためです。
A:そう考えていただいて差し支えないと思います。
蓄ガスライフラインではなく、家庭に備蓄するタイプのライフスポットになります。
ですからライフライン遮断時も調理器だけでなく、給湯器も停電時に着火させることのできるアイテムを用意すれば長時間使うことができます。
更にボンベを交換すれば災害時も普段通り永久に使えます。
A:申し訳ありません。
この点につきましては我々の努力不足です。
もっと蓄ガスの良さを知っていたたき、便利に使っていただくために頑張ってまいります。